2020年5月1日から麻布大学の公衆栄養学研究室は食のデータサイエンス研究室に生まれ変わりました!!
英語名称はNutrition Epidemiology and Data Science(NEDS)
栄養学分野でトップクラスの米国タフツ大学の同名の学部にあやかって、麻布大学から世界を目指します。
愛称はNEDS(ネッズ)です。こちらの愛称を広めていきたいので、ぜひぜひこのブログを読んだ方はNEDSと覚えていただければ嬉しいです!
今回は我らNEDSが何をしている研究室なのか簡単にブログを書きたいと思います。
データサイエンスとは?
そもそも、データサイエンスとは何でしょうか。何を思い浮かびますか?
AI、ビックデータを活用、データマネジメント、機械学習 etc.
これらは世間で注目されるデータサイエンスの具体例です。
データサイエンスとは、プログラミング等のITスキル、数学および統計の知識を組み合わせたデータに基づく合理的・論理的な判断を導き出す研究分野です。身近なことがデータに基づく分析結果から展開されていたりします。なので、AIやビックデータ等のデータに限らず、データに基づく論理的な考え方やマネジメントもデータサイエンスに含まれます。
また、「将来的には全ての大学生がデータサイエンスの力を身につけるようにする」と文部科学省は明言していますので、データサイエンスは近年注目度の高い分野となっています。
NEDSはヒトを対象とした実践的な研究を展開
NEDSはデータサイエンスに食品・栄養の専門知識を掛け合わせた分野として研究活動を実施すべく立ち上がった研究室です。
データサイエンスの役割はずばり、世の中にあふれている情報から、役に立つ情報を引き出すことにあります。また、データサイエンス以外にも既存にある栄養疫学や公衆栄養学の学問も活用した研究活動を展開しています。
具体的には、
主にヒト(集団)を対象に食事からの栄養素や生活習慣のデータを栄養疫学の研究方法を用いて収集・解析
地域社会が抱えている食と健康の問題についてデータサイエンススキルを用いて現状把握・分析
そこで明らかになったことを、より良い食生活の提案や、食環境を向上させる実践活動(公衆栄養学を実践した研究活動)
といった軸で研究活動しています。現在実施中の研究プロジェクトは研究室HPに随時UPしていく予定です。お楽しみに!
食のデータサイエンスで社会還元を目指す
これからの食の専門家は、日々更新されるたくさんの情報の中から、科学的根拠に基づく情報を、自ら引き出す力を求められるようになり、食領域の専門性とデータサイエンスのスキルは、これからの社会を生き抜くうえで、強い武器になることは間違いありません。NEDSはそんな人材や研究成果を社会に還元できる活動をしていきます!!
ブログはもちろん、HPやSNSでも研究内外の情報発信をこれから実施していこうと思いますので、ぜひチェックしてくださいね!!!
Twitter :https://twitter.com/AZB_NEDS
Instagram :https://www.instagram.com/azbnedslab/
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